TALES OF THE ABYSS









TOAのガイの重要なネタバレしてます











我が主様、大切な、大事な

何者以外も代えれない、大事な我が主


     でも貴方が苦しむならば、私は・・・・・・・・・




!!なぜお前がヴァンの元にいるんだ!」

「・・・・ガイラルディア様」
「答えろ!!!」

「もう、遅いのです・・・・」


遅かったのです、もう遅すぎたのです

すべてはあの公爵が自分の息子を【偽者だと知らなかったとしても】
貴方にそれを押し付けた時から・・・・もう決まっていたのかもしれません


戻って来い!お前がそこにいる必要はない!!」

「いいえ、ガイラルディア様こそお戻りください」


私の居場所はもう此処では無いです
ぞして貴方の答えはすでに導きだされているのです

・・・・もし貴方がファブレ公爵家を滅ぼす気があるなら
貴方は黙って私を従えたでしょう・・・


!!」
「・・・・ガイがいなきゃルークが泣いちゃうよ」

「・・・っ!!!」


貴方は最後まで迷っていました

復讐を果たすか【貴方の心を殺し、すべては失われたモノの為に】

平穏を望むのか【貴方はもう復讐心など忘れてしまったのです】



貴方を復讐に駆り立てていたのは私の存在

貴方を平穏に導いたのはルークの存在




「それは・・・」

「それにという人間は、もう死んだのです」



輝かしい記憶の中に存在する

はもう居ないのです
此処にいるのは復讐を誓う家の人間です


貴方はどちらも選べなかった
貴方は捨てることが出来なかったのです


だから私が、消えれば貴方はきっと、きっと

・・・・・・貴方は解き放たれるでしょう
復讐という虚しく、何も生み出さない連鎖から



「・・・ガイラルディア様、次に会ったら私を殺してください」

「そんなこと出来るわけ無いだろう!!」
「私は公爵家に関わったルークや公爵家の皆を殺しますよ」
「・・・・!!」


「忘れてください、ガイラルディア様 忘れるのです」



私の存在がなければ貴方は

迷い泣くあの哀れな『ルーク』とされた者を救ったでしょう




「さよならガイラルディア・ガラン・ガルディオス様」


「待て!!」


もう戻ることなど出来ない
此処にいるのは親友を守ろうとする仲間だった人

ガイラルディア様は死んだ、私の主は死んでしまったのだ



だから私も逝かなければ


・・・・・・ガイラルディア様が、主が寂しくないように



             逝かなければ いけないのだ








我が主よ、我は逝きます