「昴、私ね昴の事、好きだよ」
ずっと昔から
桜守塚を殺した後、神威に助けてもらわなければ
昴は死んでいた
ううん、死のうとしていた
それはこの世には、もう何も未練が無いと言うこと
「・・・」
「昴は、あの人ことを好きになっちゃったけど」
あの事件から昴は、私の事なん、て
「・・・・・・・・」
「私達小さい頃からいたよね」
遊んだり、修行もしたね
仕事だってやってきた
なのに
「なんでかな、私の存在なんて昴にとって」
生きる希望さえ為りはしなかった